PPバンドで作るベトナムのプラカゴの本を出してから、1年と少しが過ぎました。
プラカゴを作ってみたいけれど、私には、難しい、できそうもないと言われる方へ、
以前にもこの日記のページで、お伝えしていた、
初心者として、試行錯誤していた頃の最初の作り方を再び詳しく紹介します。
この作り方は、まだ、私がプラカゴを売るだけの頃に、試していた作り方です。
自分でも好きな色で作りたいと思い始めると同時に、材料であるPPバンドを販売するにあたり、
色合わせの楽しさを知ってもらうには、自分で作るしかないと思いました。
そこで、プラかごを作るうちに、手作りの楽しさを知りました。
初めてベトナムのプラかごを見よう見まねで作った時、とにかくPPバンドが動いてしまって、
思うようには、作ることができませんでした。
底部分を並べる時、隙間のないようにきっちり並べる。
PPバンドがずれないように重しをする。
4角を動かないように留める。
側面の一段目を立ち上げる時、底部分が崩れてしまって、隙間だらけ。
ぐだぐだで作って最後の上部のPPバンドの処理の仕方がわからず、ベトナムのプラかごを解体して考えました。
このとき、作ったものは、今では、形が崩れ気味です。
ここから、何度も試した作り方は、とにかく、編んだ部分が動かないように留めまくる。
形の修正ができるようにバンドの先は、折らずに残して編み進める。
最後の最後に、全体の形を整えることで、カチッとしたかごが作れるようになりました。
材料とサイズにつきましては、
PPバンドで作るベトナムのプラカゴ誌の基本のバッグの材料について
のページをご参照下さい。
こちらでは、ベトナム製のPPバンド、ミント、赤×オレンジをそれぞれ30m巻1個を使用しています。



縦のひもを並べる時、だいたいの中央をきめておきます。
あとは、目分量で、縦のひもを並べて、最後に端から等間隔になるようにクリップをずらしながら、隙間のないように整えてください。
(始めから、えんぴつや、チャコペンなどで印をつけても良いと思います。)

これより、大きいサイズのかごを作る場合は、クリップとクリップの間にもうひとつクリップを留めたほうが、ずれが少なく、作りやすいです。

横のひもを並べた後、縦のひもを編みます。
ここでは、左下の角から始めています。
矢印の部分の編み始め、横のひもは、下に、縦のひもは、上にしてください。
縦のひも、横のひもを並べたところで、本数を確認してください。
実は、私は、ここで、確認しなかったために、側面を3段くらい立ち上げたところで、縦のひもが1本あまっていることに気がつきました。
もちろん、やり直しました・・・。
縦横のひもを並べ終えたら、ひもの先を少しずつクリップで、まとめます。


左角から、右方向に、側面のひもを通していきます。

ひもの先を少し残して、留めます。

左の角を編みます。ひもが動かないように確実に固定します。

左角から、左方向に、残りのひもを通しながら、角を作ります。
ここの角も、動かにように、崩れないように、クリップで確実に固定してください。

ここでは、角にかかるひもは、折らずに、できる限り、隙間のないように留めてください。

3つの角を確実に留めながら、ぐるりと1周編みます。

クリップ多数使いで留めていきます。


4つ目の角に、ひもの両端を出します。

編み始めから対角線上に出た、ひもの先を、クリップで留めておきます。

これで、1段目ができあがりました。
2段目を編みます。
画像では、右端にひもの先端を残しています。
この右角の対角線上の角の下段に、1段目の編み残しのひもの先端を留めています。
画像の25を確認してください。
左上と右下に、編み残しのひもを、それぞれ留めています。
対角線上に交互に編んでいく理由は、後で形を整えるためです。
同じ方向でも良いのですが、こちらの方が、バランスよく引っ張ることができて、力もかけやすいと思います。
作成中に多少、形が崩れても、あとで、修正できます。
作っている途中で、これは、もう直せないとなると、やる気もなくなってしまいますが、
最後につじつま合わせができる、くじけないやり方です。

2段目を編むときに、1段目のクリップを、はずして、ひもを留め直してください。

できる限り、ひもが動かないように留めてください。




2段目のひもの編み残しを留めます。

左上と右下に編み残しのひもの先端を留めています。
1段目2段目と交互に対角線上にひもの端部分を出しながら、編み進めていきます。

3段目を編み始めます。




3段目まで、編みました。
1段目と3段目の編み残しの位置は、画像の通り、同じ角です。

4段目を編みました。


5段目を編みました。


6段目まで、編みました。


次は、内側のひもの始末をします・・・。
画像では、右端にひもの先端を残しています。
この右角の対角線上の角の下段に、1段目の編み残しのひもの先端を留めています。
画像の25を確認してください。
左上と右下に、編み残しのひもを、それぞれ留めています。
対角線上に交互に編んでいく理由は、後で形を整えるためです。
同じ方向でも良いのですが、こちらの方が、バランスよく引っ張ることができて、力もかけやすいと思います。
作成中に多少、形が崩れても、あとで、修正できます。
作っている途中で、これは、もう直せないとなると、やる気もなくなってしまいますが、
最後につじつま合わせができる、くじけないやり方です。

2段目を編むときに、1段目のクリップを、はずして、ひもを留め直してください。

できる限り、ひもが動かないように留めてください。




2段目のひもの編み残しを留めます。

左上と右下に編み残しのひもの先端を留めています。
1段目2段目と交互に対角線上にひもの端部分を出しながら、編み進めていきます。

3段目を編み始めます。




3段目まで、編みました。
1段目と3段目の編み残しの位置は、画像の通り、同じ角です。

4段目を編みました。


5段目を編みました。


6段目まで、編みました。


次は、内側のひもの始末をします・・・。
6段目あたりまで、編んだところで、内側のひもの始末をします。
片方のひもを内側に入れ込みます。
内側と外側のひもを隙間がなくなるように、それぞれ軽く引っ張りながら、
形を整えます。
この内側の始末は、プラかごの大きさによって、最後の段まで、立ち上げてしまうと、作業がしにくくなります。
底の面積が広いものは、良いのですが、狭いものは、手や指を入れて作業するときに、難しくなります。
適当なところで、行ってください。

内側のひもを編みこんで、隠れる長さにカットして、始末します。

外側のひもも、軽く引っ張って、形を整えた後、ちょうど良いところで、カットして、始末します。

ひもの先が、隠れる長さでカット。

ひもの先を隠しました。

外側のひもも、ちょうど良いところでカット。

2段目も同じように始末します。

内側に・・・。


この作業を4、5段、行います。
ここで、シュッと軽くひもを引っ張ることで、隙間を埋めていきます。
軽くは、ティッシュを一枚取るときの感じです。ギューではなく、シュッです。
縦のひもも、少し引っ張って、隙間をなくして、形を整えます。
これも上に向かって、シュッです。
最上段の3本のひも以外の、残りの側面のひもを編んでいきます。
側面のひもを立ち上げたら、最後の上段のひもの留め方です。
ひもは、3本使用します。真ん中の1本が芯になり、両側の1本ずつで、縦のひもを留める形です。
芯の部分は、外から見えない状態になりますので、使わない色、余っている色でも、構いません。
強度を増すために、2本重ねたり、別に硬めのPPバンドを用意されても良いと思います。
まず縦のひもの1方を、折り曲げて留めます。
もう片方を留めるときは、縦のひもをシュッと引っ張り、隙間を埋めて形を整えながら、留めていきます。
ここで、今までの形の歪みや、隙間を直してください。


3本のひもをぐるりと1周、仮留めしてしまいます。

最大で6本重なる部分ができます。
これは、このまま編み込んでも良いですが、内側のひもを短くカットして、厚みを調整しても良いです。

上部の側面のひも3本を仮留めしました。

内側の縦のひもを、横のひも、内側2本はさんで、外側1本残して、外側に折り込みます。

外側に折り込んだひもを画像のように始末します。
先端は、斜めにカットすると、作業はしやすいです。


次は、外側の縦のひもを、横のひも、外側2本はさんで、内側に1本残して、内側に折り込みます。


最上部側面の横ひも3本の内、いつも、1本残して、縦ひもを折り込む感じです。

これで、内側、外側にそれぞれ1本ずつの始末ができました。
横ひも3本の中で、真ん中のひもは、縦ひもを内側外側両側から交差させているので、
ひもの始末が終わると、見えない状態になります。
私は、プラかごを作り始めたころ、この始末の仕方が、全くわからず、
ベトナムのプラかごを解体して、やっと、理解しました。

側面横ひも3本の内、1本を残して折り込みます。

ひもを引っ張る時は、シュッシュッと、あまり力を入れすぎないようにひいてください。


残りの横のひもの始末をしながら、縦のひもの始末も少しずつ進めていきます。

少しできあがりが見えてきました。
今のところ、縦のひもは、片側のみ留めています。

残っていた側面のひもの始末をします。



側面のひもの内側、外側の始末をしました。

ひもは、3本使用します。真ん中の1本が芯になり、両側の1本ずつで、縦のひもを留める形です。
芯の部分は、外から見えない状態になりますので、使わない色、余っている色でも、構いません。
強度を増すために、2本重ねたり、別に硬めのPPバンドを用意されても良いと思います。
まず縦のひもの1方を、折り曲げて留めます。
もう片方を留めるときは、縦のひもをシュッと引っ張り、隙間を埋めて形を整えながら、留めていきます。
ここで、今までの形の歪みや、隙間を直してください。


3本のひもをぐるりと1周、仮留めしてしまいます。

最大で6本重なる部分ができます。
これは、このまま編み込んでも良いですが、内側のひもを短くカットして、厚みを調整しても良いです。

上部の側面のひも3本を仮留めしました。

内側の縦のひもを、横のひも、内側2本はさんで、外側1本残して、外側に折り込みます。

外側に折り込んだひもを画像のように始末します。
先端は、斜めにカットすると、作業はしやすいです。


次は、外側の縦のひもを、横のひも、外側2本はさんで、内側に1本残して、内側に折り込みます。


最上部側面の横ひも3本の内、いつも、1本残して、縦ひもを折り込む感じです。

これで、内側、外側にそれぞれ1本ずつの始末ができました。
横ひも3本の中で、真ん中のひもは、縦ひもを内側外側両側から交差させているので、
ひもの始末が終わると、見えない状態になります。
私は、プラかごを作り始めたころ、この始末の仕方が、全くわからず、
ベトナムのプラかごを解体して、やっと、理解しました。

側面横ひも3本の内、1本を残して折り込みます。

ひもを引っ張る時は、シュッシュッと、あまり力を入れすぎないようにひいてください。


残りの横のひもの始末をしながら、縦のひもの始末も少しずつ進めていきます。

少しできあがりが見えてきました。
今のところ、縦のひもは、片側のみ留めています。

残っていた側面のひもの始末をします。



側面のひもの内側、外側の始末をしました。
